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チャールズリバー研究所、医療検査に使用されるカニの保護に関する共同協定に署名

Aug 26, 2023Aug 26, 2023

[8月24日 ロイター] - チャールズリバー研究所(CRL.N)は、サウスカロライナ州におけるカブトガニとその卵を食べる鳥の保護を強化するため、4つの団体と共同協定を結んだと木曜日に発表した。

このカニは、静脈内投与薬やインプラントの細菌汚染を検出するために使用される乳白色の血液で珍重されているが、国際自然保護連合によって絶滅危惧種に指定されている。

野生動物保護団体は、新型コロナウイルス感染症ワクチンの接種前に必要な医薬品など、医薬品の安全性試験にカブトガニの血液を使用することを長年批判してきた。

連邦政府が絶滅危惧種に指定している鳥、レッドノットはカブトガニの卵を食べる。

この協定では、サウスカロライナ州沿岸の30以上の島々の海岸でのカブトガニの採取を制限し、州内の海岸で産卵を続けるため雌のカブトガニを一時的に溜め池に入れることを禁止するなどの措置が盛り込まれている。

この共同協定は、サウスカロライナ州天然資源省、民間企業のゴールト・シーフード・アンド・マーシュ・ポイント・ファーム、そして野生動物擁護団体と海岸保全連盟の代表を務める南部環境法センターによって署名された。

この協定は、生物医学検査に使用するカブトガニへの継続的なアクセスを確保しながら、産卵するカブトガニと回遊するアオコブに対する保護を強化する5年間を規定している。

Pratik Jain と Leroy Leo によるバンガロールでのレポート。 編集:クリシュナ・チャンドラ・エルリ

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